産後に無理をすると更年期障害になりやすい?

      2016/01/29

産後早くから動くと更年期障害になる、は嘘!?

出産後、あまり早いうちから家事をしたり仕事を再開したりと活動をすると、

将来更年期障害になりやすい、更年期障害がひどくなる、などといわれることがあります。

 

実際には、産後早くから動いたからといって

更年期障害になりやすいという科学的な根拠はないようです。

 

産後すぐから動いていた人でも更年期の症状が

軽く終わった人、まったくなかったという人もいますし、

一方で産後気を付けて動かないようにしていた人でも

更年期障害になった、症状が重かった人もいます。

 

産後早くから動いたからといって更年期障害になるわけではありませんし、

じっとしていたからといって更年期障害にならないわけでもありません。

 

だからといって、産後すぐに動いていいわけではありません。

産後は大事な時期ですので、少なくとも3週間、

できれば1か月健診で産後の回復が順調といわれるまでは

なるべく家事などで動くことは控えるといいでしょう。

 

更年期障害になるからじっとしてないといけない・・・

動いたから更年期障害になってしまう・・・

などとあまり神経質に考えることは精神衛生上あまりよくありません。

ただでさえ生まれたばかりの赤ちゃんの世話で大変なのですから、

ゆったりと構えるようにしましょう。

更年期とは

更年期とは閉経前後10年間のことをいい、

この時期には卵巣機能が低下することにより

女性ホルモンのひとつエストロゲンの分泌が減少します。

ホルモンバランスが崩れるので、体のあちこちに

さまざまな不調があらわれます。

 

代表的な症状がほてり、発汗、動悸で

それに加えてうつやイライラなどの精神的な症状も現れます。

もっとも、更年期の症状はひとそれぞれで、

その人の生活習慣や心の状態などによって

症状が重い人から全くない人までさまざまです。

産後に更年期のような症状が出る!?

産後に更年期のような症状が出る場合があります。

妊娠・出産によって女性の体は大きく変化し、

ホルモンバランスの変化も大きいです。

 

そのためにイライラや不安、発汗やほてりなど、

更年期と同じような症状がでることがあります。

これは産後1か月ほどたって、体が妊娠前と同じような状態に

戻ると、自然とおさまる場合が多いです。

 

しかし、イライラが強い、不安感が強い、

わけもなく落ち込む、自分を責めることがある

場合には、産後うつの可能性があります。

産後うつはホルモンバランスの乱れのほか、

妊娠・出産による環境の変化などが原因で、

心身のバランスが乱れている状態。

心配な症状がある場合には病院に行くことをおすすめします。

 

また、産後の健診、赤ちゃんの健診や訪問指導の際に

病院や保健所などに相談してみましょう。

 

産後早くから動いたからといって

更年期障害になるわけではありません。

しかし、産後1か月は大事な時期ですので、

なるべく無理な活動は控えるようにしましょう。

 

産後更年期のような症状がでる場合には、

ホルモンバランスの乱れの可能性があります

あまり心配するものではありませんが、

症状が強い場合、心配な場合には、医療機関にかかるようにしましょう。

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