更年期世代にプチ断食!効果と注意することとは?
最近話題のプチ断食。
プチ断食とは1~2日、固形物を食べない方法です。
肌の調子が良くなった、便通がよくなった、
ダイエットに成功したなど、さまざまな効果があります。
更年期世代にも便通の改善や自律神経のバランスを整える
効果があります。
ただ、更年期世代には注意すべき点も。
更年期世代のプチ断食についてご紹介します。
便秘の改善・自律神経のバランス改善に
プチ断食は、1日~2日固形物を食べない方法で、
週末など時間のあるときにできて、
お金もかからないため人気です。
断食をして効果を実感しやすいのが、
お通じの改善。
腸の中を空にすることで、腸の運動を活発にするホルモンが
分泌され、宿便を外に出すことができます。
また、自律神経のバランスの改善にも。
自律神経は交感神経と副交感神経からなっています。
過食になると、副交感神経が働きすぎ。
空腹感を感じるときは交感神経が優位になって、
副交感神経は休むことができます。
交感神経と副交感神経のバランスが整えば、
疲れやすい、寝付けない
など、更年期世代に多い
自律神経のバランスの乱れからくる悩みを
改善できます。
初心者にもできるプチ断食の方法!まずは夕食を抜いてみる
現代人は食べすぎ傾向にあります。
まずは週に1~2回、夕食を抜くところからはじめましょう。
それだけでも便通が良くなるなど、体調に変化を感じる人も
多いです。
本来胃腸は睡眠中に食べ物を消化吸収し、
大腸に残りを移動させます。
朝、朝食を食べることで腸が刺激されて
便意をもよおします。
ですが、夜遅くに大量の食事をしていると、
リズムがおかしくなって便秘になります。
夕食を抜くことでリズムを正常にもどし、
食事量を減らすことができます。
慣れたら週末プチ断食にチャレンジ!
土日を利用したプチ断食は金曜日から準備をはじめます。
金曜日にはバランスのよい食事をこころがけ、次の日からの
準備をします。
明日から断食だからといって、
大量に食べるのは良くありません。
脂肪分の少ない軽めの和食にしましょう。
次の日はおもゆや具なし味噌汁を朝にとり、
その後は2日目の夜まで具なし味噌汁や
野菜ジュース、酵素ドリンクなどを食べて過ごします。
固形物は、2日目の夜に
通常の半分の量をとります。
断食が終わったからといってドカ食いは厳禁。
徐々に通常の食事の量にもどしていくようにしましょう。
プチ断食をやってはいけない人とは?
更年期世代でプチ断食をやろうと思ったら、
注意することがあります。
・痩せている人はやらない
BMI(体重kg÷身長メートルの2条)が18.5未満の人
・体調不良、薬を服用している人
・ストレスが多いとき
・生理中
断食中は脱水になりやすいので、脳梗塞になったことがあるひとや
動脈硬化などがある人はやってはいけません。
仕事が忙しいときなどは断食でさらにストレスが強くなり、
更年期の症状が強くなったりするので、
体調の良い時期にするようにしましょう。
プチ断食は、上手に行うことで体質を改善し、
更年期以降の生活をラクにしてくれます。