上司や同僚など職場での更年期障害の人との接し方

      2016/09/25

職場に更年期の人がいる場合、どう対応すればいいでしょうか。

上司や同僚の場合、家族よりもデリケートな問題になりやすいです。

いつもなら何でもないことなのに、いきなり怒られたり、

部下に当たり散らしたり、無理難題をいうようになったり…

部下としてはたまったものではありませんよね。

場合によっては職場の雰囲気そのものが壊れてしまう

重大な問題でもあります。

 

更年期障害の上司の気持ち

 

ただ、更年期障害のつらさは経験した人でなければわからないもの。

 

本人にしてみれば、部下が男性であればもちろん、

女性であっても「若い人にはわからない!」と思うものです。

むしろ、自分がそんな年齢になったことに気づいて、

認めたくないという気持ちでさらにイライラしてしまうことも。

 

更年期になると、今までと同じように仕事ができなかったり、

ミスが増えたりします。そんな自分にもイライラしてしまいます。

さらに責任ある仕事を任されるようになっていると、

仕事上のストレスもあるでしょうし、イライラはMAXに。

気をつかったとしても、被害妄想に陥っている場合もありますし、

かえって気分を害してしまうかも。

 

会社としても、更年期の女性が管理職になった経験がないことが多いので、

どう対応していいかわからないことも多いようです。

更年期障害の上司への対応

部下としては上司にどう対応したらいいでしょうか?

更年期障害を公表している上司には、比較的気づかいがしやすいかもしれません。

負担を減らすように気を配ったり、お疲れでは?と言葉をかけるのも

悪くないでしょう。

もっとも、イライラしているときには逆効果なこともあります。

気づかいをされる自分に対してイライラして部下に当たってしまう場合がありますので、あくまでさりげなくフォローするのがいいでしょう。

 

更年期障害ではないかと思われる上司に対しても面と向かってするのではなく、気づかれない程度にフォローする方が、本人も、あなたにとってもストレスにならないのではないでしょうか。

上司がイライラしているときには受け流す

変にフォローしようとしたり、気遣おうとすると、かえって神経をさかなですることもあります。

体調が悪そうでしんどそうなときには、気づかいの言葉をかけたほうがいいですが、

明らかにイライラしているときには、とにかく受け流すことが大切。

小言をもらうこともあるかとは思いますが、更年期障害が言わせているんだと思って、自分の仕事に集中しましょう。

 

更年期障害の人は気分の浮き沈みが激しく、機嫌の良い日と悪い日がはっきりしています。上司のその日の気分に左右されるのは部下としては困りものですが、この先ずっと続くわけではないので、とにかく耐えましょう。

いずれは妻や母など家族も直面する更年期障害。そのときの予行演習、人生の訓練と思うようにするといいでしょう。

仕事に支障が出ているなら上役に相談も

更年期障害によって体調が悪そう、部下に対してイライラしている、もしくは問題発言をして仕事に支障がある場合もあります。

締め切りをコロコロ変えられたり、いきなり帰ってしまったりと

多少のことなら対応ができるでしょうが、あまりに頻繁だと業務にも差し支えます。そのようなときには、上役に相談するのも一つの方法です。

更年期障害ということは言わず、あくまでも業務上のこととして報告するのが無難です。

もっとも上役に相談したことを上司に知られると、告げ口ととられかねないおそれもあります。上役には、自分たちへの配慮をお願いしておく方がいいでしょう。

近年管理職につく女性が増えてきて、更年期の女性を企業でどのように扱うか

ということは課題となっています。

更年期の女性がバリバリ働いている、なんてことがなかったので、社会としても初めての経験なのです。

会社としても、社員向けに健康セミナーを開くなど、更年期に関する知識をもつことは、女性にとっても、男性にとっても、

働きやすい環境づくりにつながるのではないかと思います。

私はこうやって更年期の上司に対処しました

私も以前、勤めていた会社で更年期のお局様に振り回されていました。

会社に入りたてで未熟だったのですが、あまりに理不尽な怒られ方をしていたのです。

自分の指示ミスにもかかわらず、私のせいにしたり、

昨日言ったことが今日には変わってるなんて当たり前。

それどころか、1時間前に言ったことが変わるなんてことも。

服装のことをネチネチと言われたりもしました。

 

他の人いわく、以前はおおらかな穏やかな人だったそうです。

どうしちゃったのかしらね~なんて言っていましたが、こっちにしたらたまったものではありません。

入る会社を間違えたかなとか、自分が悪いのか、とか辞めてしまおうかと、うつ寸前だったと思います。

はじめはその上司が更年期障害だってことがわからなかったのです。

なんてひどい人なんだ、と思っていました。

 

関係改善のきっかけは実家の母に相談したことでした。

実は上司が理不尽で悩んでるんだ、といったときに、

母が「その人何歳くらい?もしかして更年期障害じゃない?」と。

そのときに更年期障害の症状で、イライラして当たり散らしたりすることがあることを知ったのです。

上司が当たり散らしてくる原因が更年期のせいなんだと分かってからは、

多少の理不尽なら受け流せるようになり、イライラをぶつけられても割と冷静に返せるようになりました。

 

ただ、いきなり指示を変えられたり、仕事での不都合は多かったです。

そこで、部内の集まりの席で、家族の話になったときに、自分の母の話として、更年期らしくて、イライラしてるので困っていた。病院に行って治療をして落ち着いてきたんだという話をしました。

(実際、母は更年期の症状も少なく、穏やかに過ごしていたんですが)

お局様に面と向かって話したのではなく、

周りにいた数人の中にお局様もいた、というような感じです。

そのときに、お局様が「お母さんはおいくつなの?」と尋ねてきて、

年齢を言ったところ、「そうなの。」とだけ返事をしていました。

私の周りでは誰も詳しい年齢を知らないのですが、たぶんそんなに年齢は変わらないと思います。

おそらくお局様は更年期を自覚していなかったんでしょう。

2~3日して通院のためということで会社を休んでいました。

 

その後、前と指示が変わったときに、

「以前おっしゃられたことと違うようですが?」と言ったら、

「ごめんね~更年期だから忘れっぽくって」なんて言葉が返ってくるようになりました。

それから、徐々に言動が穏やかになって、私が退職するまで平和でした。

 

更年期の上司に振り回されるのは本当に困りもの。

上司の異動や自分の異動が期待できなくて、10年も我慢できない!というなら、まずは更年期を自覚してもらうことが第一歩かもしれません。

 

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