腸の善玉菌がうつを改善?あなたの腸は老化してない?腸の善玉菌を増やそう!
腸の中には、600兆から1000兆個の細菌がいます。
この腸内細菌、私たちの健康と深くかかわっているのです。
善玉菌が少ないとうつになる!?太る!?
元気な人の脳からはセロトニンという物質がでます。
これは幸せホルモンと呼ばれ、分泌が少なくなると、
更年期のイライラやうつ病の原因となります。
最近の研究で、セロトニンをつくる過程には、腸内細菌が大きくかかわっていることがわかってきました。
また肥満と腸内細菌の関係も注目されていて、肥満の人にはバクテロイデーテス菌と呼ばれる仲間が少なく、食事指導でこの菌を増やすと肥満が解消されることが確認されています。
あなたの腸は老化してない?腸年齢をチェック!
腸の働きは年齢とともに悪くなっていきます。しかし、食生活を見直すことで腸年齢を若返らせることができます。まずはあなたの腸年齢をチェックしてみましょう!
- 便秘気味もしくはときどき下痢をする
- 便が固い
- 便の色がこげ茶色もしくは黒っぽい
- おならの臭いがきつい
- 野菜が嫌い
- 肉が好き
- 牛乳やヨーグルトが嫌い
- 運動不足だ
- 肌にツヤがない
- ストレスが多い
いかがでしたか?
9個以上当てはまる人は老人状態
6~8個 悪玉菌増加。不調を感じているのでは?
3~5個 生活習慣の改善が必要です
1~2個 年齢相応の腸年齢
0個 腸年齢は若い このままキープして
良い腸内細菌を育てる方法
チェックリストで3個以上当てはまった人は、腸内環境を改善しましょう。
ポイントは3つあります。
食物繊維を多くとる
健康な便は、黄色ないし黄褐色の太いバナナ状が理想。
黒く臭いのきつい便は、肉や脂肪分の多い食事や運動不足の証拠です。
健康な便をつくるためには、野菜など食物繊維の豊富な食事をしましょう。
発酵食品を多くとる
発酵食品をとることで健全な腸内細菌を増やします。
ヨーグルトや納豆など、さまざまな種類の発酵食品がありますが、
どんな種類の製品でも腸内細菌を増やすのに有効です。
なかでも有用性が確認されているトクホ認定のものは安心して使うことができます。
腸腰筋を鍛える
腸腰筋は、背骨と腰の骨と太ももの骨をつないでいて、脚を根元から持ち上げる場合に働く筋肉です。
この筋肉を鍛えることで、腸の働きが良くなり便をスムーズに出すことができます。
腸腰筋を鍛えるには、ウォーキングや階段上りなどが有効。
歩くときはやや大股に、階段を上がるときには太ももからしっかり上げるようにすることで鍛えることができます。
まとめ
腸は体と心の健康を支えています。善玉菌を増やして、元気な便をつくることで、腸年齢を若返らせましょう!